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コラム「ひまわり」

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コラム「ひまわり」
【看護】
高齢者と接するとき
高齢者の真の姿を理解するには、より多くの高齢者の方と接していくことが大切です。「高齢者とはこういうものだ。」という思い込みで接してしまうと、真の高齢者の姿を知ることは出来ません。自らの目で見て、触れることが大切なのです。

ひまわりコミュニケーションは、度々「キャッチボール」に例えられますが、相手の話を受け止め、返していくことが大切なのです。高齢者の方とのコミュニケーションでは、話し手と聞き手の年齢差があまりにも大きいために、お互いの思いを察することができず、話のキャッチボールにならないことがあります。ですが、そのことで「ぼけている。」などと思ってはいけません。じっくり時間をかけて聞くことで、相手に少しでも近づくことができ、理解することが出来るのです。

高齢者の方は誰しもが、それぞれの長い人生を生き抜いてこられ、今ここに存在しておられるのです。そして、それに対して高齢者の方は自信と誇りをもっていらっしゃいます。そのような時、孫でもない人から「おじいちゃん」「おばあちゃん」という代名詞で呼ばれることは、自己の存在を軽視されたという思いを抱くことを忘れてはなりません。

人生において、老いは避けることの出来ないものです。そして、よりよく老いることは、すべての人の願いでもあります。ですから、高齢者の方を頑固だと避けるのではなく、時間をかけて接していくことが大切なのです。そうすることで、高齢者は心を開き、私たちは共に“老い”を考えることが出来るのではないでしょうか。
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