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コラム「ひまわり」

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コラム「ひまわり」
【看護】
肺炎が起こるメカニズムと原因
ひまわり ◎咽頭蓋(いんとうがい)? 
咽頭蓋は、空気を吸うときに入り口を開き、空気を肺に送り込み、食べ物を飲み込むときには、気管の入り口をふさぎ、食べ物が食道を通りようにします。

◎免疫力の低下
免疫とは、体内に侵入した異物を排除しようとする、体が持つ防衛機構を言います。免疫反応は、体内の様々な個所で起こりますが、加齢と共に免疫力は低下します。唾液(だえき)にも、口の中の菌に対する免疫力があり、この免疫力が低下すると、口の中で菌が増殖してしまいます。繁殖した菌が唾液に混じり、誤って気管支に入ることで、肺炎が起こります。

ひまわり ◎脳の機能が低下
人は年をとるとともに、脳の中の血管に障害が起こりやすくなります。65歳以上の人には、無症候性(むしょうこうせい)の脳梗塞(のうこうそく)を起こしている人が数多く見られます。無症候性の脳梗塞とは、脳の中の細かい血管が詰まっても、脳に与える影響が少ないために、症状がはっきり現れないものを言います。自覚症状としては現れないが、反射機能などが落ちます。

◎嚥下(えんげ)反射の低下
嚥下運動<食べ物を飲み込むために、軟口蓋(なんこうがい)、咽頭蓋で行われる動き>は、脳からでる指令によって反射的に行われます。脳の機能が低下すると、この反応も鈍くなります。嚥下反射の低下によって、菌のついた食べ物や唾液が謝って機関に入ると、気管から肺に菌が送られ、肺炎が起こるのです。

◎筋力の低下
胃の入り口(噴門)を囲んでいる噴門括約筋(ふんもんかつやくきん)の筋力が低下すると、食べ物が食道に逆流しやすくなります。逆流した食べ物や胃液の中に菌が含まれており、それが誤って気管に入った場合、肺炎を引き起こすのです。また、胃液は強い酸性を持っているので、気管や肺に炎症を起こす原因となる。
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